サイドミラーの謎
2005-10-25


禺画像]

 家の車庫から車を右折で出す。坂を下り右折でまがる。そして次に左折・・・。とその時、左のサイドミラーが内側に折りたたんであり、まったく左手後方が見えないことに気付いた。目視で左後方を注意しながらおそるおそる左折し、邪魔にならない広い道でハザードランプをつけ、左に寄せて停車した。

 私の乗っている軽自動車は、ウィ〜ン・・・と、ボタンひとつでサイドミラーが折りたためたりする高級なやつじゃなくて、原始的に手で直すもの。車を降りて手でミラーを直し、運転席にすわってまた微調整して、ようやく走り出した。 いやぁ〜、 だけど怖かったな〜。

 ちなみにペーパードライバーを返上した最初の頃は、家族のワゴン車を運転する時に、サイドミラーが倒されていても助手席の人に注意されなければまったく気付かずに出発していた。ルームミラーについても、微調整をせずに平気で運転を開始していた。その頃に比べると、まぁ左のサイドミラーのみだったので多少は進歩したのだと思いたいところであるが、2回平気で右折していることを考えると、まだまだどーして、という感じでちょっと自信を失った。

 何故サイドミラーが倒れていたのか。

 実はこの軽自動車は、もう一人の家族のとシェアーしているのである。 前日、私は運転しなかったので、じゃ、家族が左のミラーを倒したのだろうか。そのまま倒して運転してた・・・なんてことはまさかないよね。 一度動かしてしまったミラーはなかなか定位置に戻らず、用事をすませた駐車場で何度も何度もミラーを微調整しながら、帰ったら事情聴取しなくては、と心に誓いつつ、ガソリンスタンドへ寄る。

 暗黙の了解で、ガソリンは家族と交互に入れることになっている。家族はちょっとガソリンのメーターが下がるとガソリンを入れたがる傾向にあり、「もう少し減ってからでも大丈夫なのに!」というのだが、どうもそこは性格みたいで仕方がないみたい。  ところが最近のガソリンの高騰が続くと、家族はわざとなのかそうでないのか、微妙なところでなかなかガソリンを補充しなくなってしまった。そうなると、普段だったら、私が「まだまだ入れないぞ」と思っている減り具合でも、このままいくと結構値段が高くついてしまうなと、せこいことを考えて、用心して早目に入れるという姑息な手段を私も取るようになってしまった。

まぁ、この辺はあくまでゲーム感覚なのであり、家族が続けてガソリンを入れてくれることもある。ちなみに今回は、ちょっと早目ではあったが、続けて私が2回補充していることを明記しておく。

 さて、帰宅後、サイドミラーの話を家族にしたら、何でも前日に庭の植木の剪定に使う梯子を出すのに邪魔だったから左のミラーを倒し、そのままにした、と素直に何度も何度も謝られてしまった。何はともあれ、お互い事故がなく、何よりであった。

[日常生活]

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